タージマハルを見学するベストシーズンと時間帯は?

インドを代表する観光スポットである、世界遺産タージマハル。人気が絶えないため近年値上げが何度もされ、外国人入場料は2019年8月時点でRs. 1,100(現金)/Rs. 1,050(キャッシュレス)。ちなみにインド人はRs. 50(現金)/Rs. 45(キャッシュレス)とかなりの開きがあります(笑)。

季節によって、空の色が異なるのがタージマハルがあるアーグラの空。折角訪れるのであれば、青空の中に白く輝くショットを写したいかと思います。

結論から言うと、

タージマハル観光のベストシーズンは:2月~3月


この時期、気候も15℃~30℃前後と丁度よく、カラっとしており、大気中の埃や汚染濃度が低いため、晴れると真っ青の空が広がります。3月中旬になると、日中の気温が35℃を超える日が多くなり、ちょっと暑くなってきますが。

3月上旬のタージマハル
3月上旬のタージマハル

空気が澄んでいる雨季のモンスーン(7月~9月中旬)やモンスーン明け直後(9月下旬~10月中旬)も良いです。ただし、モンスーンは曇や雨の日々が多いので、その時はちょっとどんより写真になるかもしれませんが。

逆にNGなのは真冬の12月~1月いっぱい。特に、年末年始の時期はこの一帯は濃霧になりやすく、朝方は視界が前方5メートルなんて日も珍しくありません。運が良ければ、日中は少し晴れるかな。ちなみに、1月上旬の霧が一番張りにくいという午後3時頃でもこんな感じ。

1月上旬のタージマハル
1月上旬のタージマハル

写真は正面では無く、川を挟んだ反対側の公園、メーターブ・バーグから撮影したもの。これはこれで幻想的かもしれませんが。。。

4月~5月と10月~11月は周辺地域で野焼きが始まるので、大気汚染のレベルが高くなり、空がガスっぽくなります。特に秋は涼しくなり、大気汚染が地上に降りやすくなるので要注意。

ベストの訪問時間帯は早朝


いつ行っても大抵めちゃくちゃ混雑しているタージマハルが唯一人混みから解放されるのが早朝。日の出ともに開園します。

9月下旬の早朝のタージマハル
9月下旬の早朝のタージマハル

そして日中と比べてみましょう。

日中のタージマハル
日中のタージマハル

人、人、人!デリーから気軽に日帰りができるという事もあり、午前遅くから午後遅くまでの時間帯はかなり混雑します。早朝の訪問はアーグラに宿泊者の特権。

ただし、先ほどにも記載の通り真冬の早朝は霧が濃いので、早朝に行ってももやけている場合がほとんどでしょう。

タージマハルポーズ
ポーズ大好きインド人観光客

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