インドのホテルの宿泊費にかかる税率が非常に高額ですが、旅行者には朗報が。2019年10月1日から、1泊あたりの宿泊費にかかるGST(物品・サービス税)が以下の様へ減税されます。
INR 0~INR 1,000:18%→0%
INR 1,001~INR 7,500:18%→12%
INR 7,501以上:28%→18%
特にインパクトがあるのは、1泊あたりINR 7,500以上の所謂高級ホテル。何と税率がいっきに10%も下がります。

例えば、1泊INR 30,000する様な宮殿ホテル等の宿泊代は、税金を含めるとINR 38,400でしたが、来月からはINR 35,400とINR 3,000も得をします。

このGSTは現在全インドで統一されてわかりやすくなりました。以前ホテルやレストランにかかる税金をVAT、すんわち付加価値税として州ごとで異なり、場合によっては10%のサービスチャージを入れて40%近い「追加料金」を支払う場合があり、メニューの金額と異なるじゃん!と叫びたくなりました。

GSTの導入によって、税率が下がりつつある。これも、近年経済成長率が以前より下がり始め、財布の紐が固くなったインド人に対しての景気政策だと思われます。