北東インドの飯はうまい!その⑤~メガラヤ料理編

北東インドの一大観光地と言えば、メガラヤ州。「東洋のスコットランド」とも呼ばれ、なだらかな丘陵地帯が広がるその景色は正にイメージするスコットランドの様でもあります。

植民地時代、イギリスはこの地域を気に入り、現在の州都であるシロンを発展させてイギリス風の街並みに仕上げました。今でも、当時の名残が多くあります。

メガラヤは渓谷、世界でも珍しい「生きた木の橋」の数々、自称「アジア一清潔な村」、迫力のある滝など、小さい州ですが見どころは満載。

そのメガラヤ州、食文化はどうでしょう。

豚肉中心の料理


前回ご案内したナガランド同様に、豚肉が料理に多く使用されています。ナガランド料理と似ていますが、あまり「ゲテモノ系」は見かけません(笑)。

メガラヤの伝統料理
カシ族の伝統料理

↑とある宿の夕食。左端のビリヤーニを除いては、現地の伝統料理。野菜を茹でたシチュー、白米、黒ゴマでまっくろくろすけになったポークと青菜の炒め物、そしてタケノコと唐辛子の漬物。

メガラヤ料理を盛り付けたもの
盛り付けたもの
伝統的なメガラヤ料理
伝統的なメガラヤ料理

↑こちらはタケノコと豚肉を炒めたもの、そして青菜の付け合わせ。

メガラヤの家庭料理

一般家庭宅の食事はこんな感じ。

卵カレー
卵カレー

これは一般的なインド風ですね。

豚肉と青菜の汁
豚肉と青菜の汁

盛り付けるとこんな感じに。上に載っている物体は瓜の茹でたもの。ダールは、インド全国共通ですね。貴重なタンパク源です。

メガラヤの家庭料理
メガラヤの家庭料理

名物の中華料理??


東インドの都市部には、その昔イギリス植民地時代に紅茶農園に働くための労働者を中国から連れてこられました。その末裔が都市部に住む様になり、コルカタではインドで唯一のチャイナタウンが今でも存在します(ただしイメージするチャイナタウンと異なり、かなりインド化されている)。

シロンにも、大きな華僑のコミュニティーがありましたが、1962年に勃発した中印戦争によりインドの中国や華僑に対しての弾圧が激しくなり、多くがカナダ始め世界中に亡命し、華僑の数は極端に減りました。

現在、インドに暮らす華僑の多くは中華料理レストランを運営しており、シロンにも存在します。少しインド化していますが、やっぱり恋しくなる東洋の味にはホッとします。

シロンの中華料理
シロンの中華料理

↑鶏肉のチリソース、炒飯、あんかけ焼きそば。

メガラヤを訪れるなら、ローカル郷土料理と中華料理は是非試してみて下さい。

メガラヤの典型的な村
メガラヤの典型的な村

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