インドの一部ホテルの特殊事情としては、バスルームのお湯は蛇口をひねると必ず出てくるものでは無く、ギザ(英:Geyser)と呼ばれる湯沸かし器を付けて、熱湯になるまで待たなければなりません。
一流ホテルや大型シティーホテルは心配無し
都市部にある有名なチェーンホテルや大型のホテルでは、基本的に日本と一緒でお湯は蛇口をひねれば出てきます。ギザでお湯を沸かさなければならないのは、地方のヘリテージホテルや小さい規模のホテル等です。
バスルームに入れば一目瞭然
まず、そのホテルの部屋のバスルームがギザによるシステムであるかの判断は、シンプルにギザのタンクがあるかどうかです。
パターン的にこんな感じのバスルームが多いです。

通常、ギザは円筒形になっています。そのギザのコードが、どこのコンセントに差し込んでいるかチェック。日本と異なり、インドではコンセントに差し込めば電力が流れる訳では無く、一度ON/OFFスイッチを入れなければいけません。
スイッチを入れると、ギザのランプが点灯し、「ゴワー」と音が鳴り始めます。ランプは一般的に赤色が湯沸かし中、緑色が湯沸かし完了です。
ものによっては、赤一色だけの事があり、その際は湯沸かし中は点灯、完了したら消えることもあります。
スイッチは、コンセントの場所に無い場合には、バスルームの入口付近の照明ランプのスイッチと一緒に並ぶこともあります。
ギザのタンクの大きさに注意
これが↓平均的なサイズです。大体、シャワー10分ぐらい?一人分です。お湯を普段節約されている方の場合が2名続きで使用されれば、最後までお湯が持つでしょう。


湯沸かし時間は大体15分ぐらい
メーカーやタンクの大きさによって湯沸かし時間は異なりますが、大抵スイッチを入れてから15分~20分で熱湯になります。古いタイプは30分かかる場合も。
二人連続使用は厳しい
先ほどの補足で、普通サイズのタンクだと、せいぜい一人が一回シャワーを浴びれる程度分しか溜まらないので、連続して他の方が使用される際には、またタンクが熱湯になるまで、待たなければなりません。スムーズにはい、じゃ私、次すぐ入りまーす、とはできないので注意が必要です。
絶対にやってはいけないこと:時間に間隔を置いて蛇口をひねる事
スイッチが入っている際、お湯をしばらく使用して一時蛇口をストップすると、使用された分のお湯だけ、温めるための水が流れ、その分だけぬるくなります。基本的に、蛇口は流しっぱなしが一番。インド人は、一般的にバケツにいっきにお湯をため、そこに水の蛇口をひねって温度を調整しながら、桶を使用して体にかけます。
便座の上に設置されていることが多い
インドの恐怖の一つが、ギザが便座の上に設置されていることが多い。静かに用を足している時、万が一壁から外れて落ちたら??という事を考えると恐ろしい。。。ま、落ちて誰かの頭に当たった、ってことは聞いたことありませんけどね。地震に慣れた日本人からすると、設置上ちょっと不安に思えるかもしれません(笑)。

デラックスホテルでは基本的に日本と一緒でセントラルヒーティングなので心配ありませんが、中級以下のホテルや地方のバスルームではギザのシステムに注意下さい。